認知症

キーファクト(主要な事実)

  • 現在、世界中で 5,500 万人を超える人々が認知症を患っており、その 60 % 以上が低中所得国に住んでいます。 毎年、約 1000 万件の新規症例が発生しています。
  • 認知症は、脳に影響を及ぼす様々な病気や傷害によって生じます。 アルツハイマー病は最も一般的な認知症で、60 ~ 70 % の症例に関与していると考えられています。
  • 認知症は現在、世界の高齢者の死亡原因の第 7 位であり、障がいと依存の主な原因の 1 つです。
  • 2019年、認知症は全世界で 1 兆 3,000 億ドルの経済損失をもたらし、その約 50 % は、1 日平均 5 時間のケアと監視を行う非公式の介護者 (家族や親しい友人など) によって提供されるケアに起因しています。
  • 女性は、直接的にも間接的にも、認知症の影響を不釣り合いに受けています。 女性は、認知症による障害調整生存年数と死亡率が高いだけでなく、認知症の人のケア時間の 70 % を提供しています。
ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中