淋病(淋菌感染症)
キーファクト(主要な事実)
- 淋病は、淋菌によって引き起こされる予防可能かつ治療可能な性感染症であり、主に膣、口腔、または肛門性交によって伝染します。
- 2020年、世界中で成人の新規感染者数は推定 8,240 万人でした。
- 淋病に罹患しているほとんどの女性には症状がありませんが、症状が出る場合には膣からの分泌物が一般的で、また、ほとんどの男性は陰茎からの分泌物を伴います。
- 淋病を治療せずに放置すると、男性と女性の両方で不妊症やその他の性的および生殖に関する健康上の合併症を引き起こす可能性があります。 また、HIV 感染のリスクも高まります。
- 淋病に対する薬剤耐性は深刻かつ深刻な問題であり、多くの種類の抗生物質が効果がなく、治療不能になる危険性があります。
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文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。