統合失調症

重要事項

  • 統合失調症は、世界中で2000万人以上が患っている慢性で重度の精神障害です(1)。
  • 統合失調症は、思考、知覚、感情、言動、自己感覚と行動の歪みが特徴です。よく体験するものとしては、幻覚(そこに実在しないものを見聞きすること)や妄想(誤った、強固な思い込み)などがあります。
  • 一般に、統合失調症はかなりの障害を伴い、教育や職業上の成果に影響を与えることがあります。
  • 統合失調症の患者は、一般の人々より早死にする可能性が2~3倍高くなっています(2)。これは、多くの場合、心血管系疾患、代謝系疾患や感染症などの予防可能な身体的な病気によるものです。
  • 統合失調症の患者に対する烙印、偏見、差別、人権蹂躙が広まっています。
  • 統合失調症は治療することができます。薬物治療や社会心理的な支援は効果があります。
  • 生活介助、住宅支援、雇用支援を促進することは、統合失調症の患者に効果のある対策の戦略です。

(注)

(1)    GBD 2017 Disease and Injury Incidence and Prevalence Collaborators. Global, regional, and national incidence, prevalence, and years lived with disability for 354 diseases and injuries for 195 countries and territories, 1990–2017: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2017. The Lancet; 2018 (https://doi.org/10.1016/S0140-6736(18)32279-7).

(2)    Laursen TM, Nordentoft M, Mortensen PB. Excess early mortality in schizophrenia. Annual Review of Clinical Psychology, 2014;10, 425-438.

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

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