帯状疱疹
キーファクト(主要な事実)
- 帯状疱疹は、水痘を引き起こすウイルスと同じ水痘帯状疱疹ウイルス (varicella zoster virus ; VZV) が再活性化するこによって発症する痛みを伴う発疹です。
- 水痘にかかったことがある人なら誰でも帯状疱疹を発症する可能性がありますが、50 歳以上の成人に多く見られます。
- 主な症状は、体の片側に現れる発疹で、多くの場合、帯状に並んだ水疱として現れます。
- 帯状疱疹は感染しませんが、水痘にかかったことのない人にウイルスが感染することがあります。 この場合、帯状疱疹ではなく水痘になります。
- 帯状疱疹とその合併症を予防するための安全で効果的なワクチンが利用可能です。
- 抗ウイルス薬は、特に早期に投与を開始した場合、帯状疱疹の重症度と持続期間を軽減することができます。
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文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。