トラコーマ

重要事項

  • トラコーマは、クラミジア・トラコマチスという細菌が感染して起きる目の疾患です。
  • 44 カ国で公衆衛生上の問題となっており、約 190 万人々の失明や視力障害の原因となっています。
  • 2019 年 3 月のデータでは、 1 億 4,200 万人々がトラコーマの流行する地域に住み、トラコーマ失明のリスクにさらされています。
  • トラコーマによる失明は不可逆的です。
  • 感染は、人が手、衣服又は寝具を介した接触や、感染した人の目や鼻からの分泌物に触れたハエによって広がります。永年にわたり感染を繰り返した場合には、睫毛が内側に引き込まれて目の表面をこすり、痛みや不快感、角膜への永久的な損傷を引き起こします。
  • 世界保健総会は1998 年に決議 WHA51.11 を採択し、トラコーマを公衆衛生問題として世界から根絶することを目標としました。
  • 根絶の戦略は、(S)進行性疾患に対する手術、(A)クラミジア・トラコマティス感染を除去するための抗生物質、(F) 顔面の清潔および(E)伝播を減少させるための環境改善を意味する頭文字「 SAFE 」を充てています。
  • 2018 年には、 146,112 人が進行期のステージに対する外科的治療を受け、 8,910 万人が抗生物質で治療を受けました。2018 年の世界レベルの抗生物質普及率は 50% でした。

   

本件ファクトシートについては厚生労働省検疫所ホームページの でも全文の日本語訳が公開されていますので、ご参照下さい(改定前)。

厚生労働省検疫所ホームページ :トラコーマについて (ファクトシート)

ⓒWorld Health Organization

文章は、日本WHO協会がWHOのメディアセンターより発信されているファクトシートのキーファクト部分について、2014年3月にWHO本部より付与された翻訳権に基づき作成したものです。ファクトシートには、訳出部分以外にも当該案件に関する基本的情報や詳細情報へのリンク先などが示されていますし、また最新事情に合わせて頻繁に見直しが行われますので、更新日時の確認を含めWHOホームページでの原文をご確認ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中