5月15日時点でCOVID-19の感染者数は400万人以上、死亡者は28万5千人と報告されています。
最近になって欧州と米国から川崎病やトキシックショック症候群 (TSS) に似た、若年層での重篤化した症例のクラスターが報告されてきました。これらは炎症が亢進し、多臓器不全とショックに至ったものです。仮説としてCOVID-19との関連性が疑われています。
WHOでは小児および青年における多重炎症性症候群の予備的な症例定義と症例報告フォームを開発しました。
(備考) このワーキンググループには清水直樹氏 (東京都小児医療センター) が参画しています。