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デキサメタゾン投与でCOVID-19重症患者の死亡率低下 : 予備的検討

WHOは、コルチコステロイド薬である「デキサメタゾン」の投与で、COVID-19の重篤な患者の救命を示唆する英国での臨床試験結果を有望なものと見なしています。
この予備的結果では、人工呼吸器を装着した患者の治療では死亡率が約3分の1に減少、酸素のみを必要とする患者の死亡率は約5分の1に減少しました。この結果は重篤な患者にのみ得られ、軽症者では見られませんでした。
デキサメタゾンは、1977年以来、WHO必須医薬品のモデルリストに記載されており、現在、ほとんどの国で手頃な価格で入手できます。

   

記事の詳細はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

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