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COVID-19への持続可能な対応 :『新しい日常』から『新しい未来』へ

THE LANCET Regional Health (10月9日) は、COVID-19のアジア太平洋地域の状況と今後の見通しについて、WHO西太平洋地域事務局 (WPRO) の葛西健事務局長の談話を報じています (以下要約) 。

アジア太平洋地域の感染者数や死亡者数が他の地域に比べて低い理由として、長年にわたって各国が「新興疾患及び公衆衛生上の緊急事態に対するアジア太平洋戦略 (APSED) 」に基づいて対応能力を構築してきたことも寄与してきたとしています。
しかし、パンデミックは新しい段階に入っているため、各国政府と個人は、社会的経済的活動を維持しながら、リスクを軽減し感染を最小限に抑えるためのさらなる行動が必要としています。
いくつかの国では集団発生を早期に抑え込みましたが、多くの国では新しい波と闘っています。その中で新しいクラスターは最初のものよりも大きく、より複雑な様相をきたしています。
新型コロナウイルスは未来にわたって長期間私たちと共生していくということを認識し、各国政府はこの危機を捉えて医療保険システムに投資を行い、COVID-19以降の公衆衛生の緊急事態に備える必要があります。

記事の詳細はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

The Lancet Regional Healthの掲載記事は下記のウェブサイトをご覧ください。(英文)

APSEDはWPROのウェブサイトをご覧ください。(英文)

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