11月9日に再開された第73回世界保健総会は、シスター ･ スレッジとトンガ王国の看護師による『We are Family』の合唱で開幕しました。
テドロス事務局長は、COVID-19の教訓を踏まえ、グローバルなリーダーシップの再考と「協力の新時代を築く」必要があると挨拶を行いました。
総会では以下の事項について問題提起と議論がなされました。
- COVID-19の疫学的最新情報 : 世界で感染者5000万人という節目について。
- IOACレポート : WHOの健康プログラムが直面するCOVID-19による挑戦について。
- 国際保健規則IHR（2005）のレビュー : 諮問委員会の予備的な知見について。
- ACTアクセラレーターの進捗 : 迅速検査キット、COVAX Facilityなどの現状について。
なお、台湾の参加提案について検討されましたが認められませんでした。これは1997年以来、15回目の提案です。しかしWHOは台湾の専門家を含めてすべての国の行政と協力するとしています。
