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ワクチン安全小委員会、非常に虚弱な高齢者へのワクチン推奨に変更なし

GACVS COVID-19ワクチン安全小委員会は、1月19日火曜日に会合し、ファイザーBioNTech COVID-19 mRNAワクチンBNT162b2 (以下BNT162b2) を投与された、虚弱な高齢者が死亡した事例に関する情報とデータを検討し、以下の結論に達しました。

  • 現時点での報告は、BNT162b2の投与後に虚弱な高齢者集団においてこれまで知られていない理由での死亡や、死亡数が増加する、または有害事象に異常な特徴があるということを示唆していません。
  • 報告は、虚弱な高齢者の人口母集団において、予期されるすべての原因による死亡率および死因と合致しており、入手した範囲内での情報は、この死亡例におけるワクチンの寄与について確認するものではありませんでした。
  • これを考慮して委員会は、BNT162b2のベネフィットとリスクのバランスが高齢者にとって引き続き良好であると考えており、現時点では、このワクチンの安全性に関する推奨事項改訂の提案はありません。

また、各国は引き続きワクチンの安全性を監視し、予防接種後の定期的なアフターケアを促進する必要があるとしています。

記事の詳細はWHOのウェブサイトをご覧ください。(英文)

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