2020年4月に開催されたWHOのオンラインコンサルテーションでは、COVID-19に関する偽 ・ 誤情報の氾濫による社会の混乱 (インフォデミック) を管理する枠組みが作成されました。この枠組みの中では、50の重要なアクションがリストアップされており、そのうちの1つがWHO初のインフォデミックに関する会議の開催でした。
インフォデミック研究の焦点をどこに当てるべきかについて、以下の5つの考え方の流れと65の研究課題が開発され、優先順位が付けられました。
- 健康緊急時のインフォデミックの影響を測定し、モニタリングする
- インフォデミックの蔓延と影響の検知と理解
- インフォデミックから保護し、その弊害を軽減する対応策への対応と展開
- インフォデミックへの対策を評価し、個人とコミュニティの回復力を強化する
- インフォデミックを管理するためのツールの開発 ・ 適応 ・ 応用の促進