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WHO:Women in Global Healthと覚書を締結

3月8日の国際女性デーのテーマは、“Women in leadership: Achieving an equal future in a COVID-19 world”(仮訳:女性とリーダーシップ:COVID-19の世界に平等の未来を築く)です。

世界の医療・介護従事者の約70%は女性です。しかし、意思決定の場に女性が平等に参加しているわけではありません。WHOは国際的パートナーと協力して、このギャップを是正し、医療介護を提供している女性たちが意思決定やリーダーシップのあらゆるレベルで参加できるように努力してきました。

今回WHOとWomen in Global Health事務局長が覚書を交わしました。この覚書は、女性の経済的社会的進出、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジにおけるジェンダー変容、医療従事者に関するグローバルレベルでの目標と目的を共有することを目的としています。

また、2021年の「北京+25」および「国際医療・介護従事者年」に向けて、医療・介護従事者における世界的なジェンダー平等の強化に注意を喚起し、提唱するために行動を統一することを目的としています。

(備考)2020年11月に開催された世界保健総会では、2021年を「国際医療・介護従事者年」と定めました。 また、2021年は「北京宣言と行動綱領」の25周年にあたります。そのため、WHOは、フランス政府およびWomen in Global Healthと共同で、「Gender Equal Health and Care Workforce Initiative」を2月に立ち上げました。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください

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