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ケアの質に関するWHOテクニカルパッケージ

WHOは、脆弱な環境や紛争地域など(FCV)におけるケアの質に取り組むための行動を呼びかけ、このテーマに関するテクニカルパッケージを発表します。

世界人口の約4分の1が暮らすこのような地域では、インフラやシステムの破損、訓練を受けた医療従事者の不足、医療ニーズの高まりなど、質の高い保健サービスを提供する上で多くの課題があります。FCVとされる環境には、人道的危機、長期化する緊急事態、武力紛争など、さまざまな状況があります。低・中所得国では、質の良くないケアによる死亡が全死亡者数の15%を占めると言われています。

このパッケージは、WHO本部、EMRO、ノースカロライナ大学の2年間の共同研究の成果であり、FCV環境におけるケアの質に関する行動をとるための柔軟なアプローチを説明した文書と、関連するツールとリソースの大要で構成されています。

テドロス事務局長は、「喫緊の課題は、これらのツールを行動に移し、共に働き、共に学び、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを達成するという共通の使命を、思いやりと信念を持って進めていくことです」と、国際社会に呼びかけました。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください 

テクニカルパッケージの詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください

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