WHOとユニセフは「思春期の子供の成長を助けるツールキット (Helping Adolescents Thrive Toolkit) 」を発表しました。このツールは思春期のメンタルヘルスの促進と保護のための戦略について、保健、社会サービス、教育、司法の各分野の人々に指針を提供するものです。
本ツールキットでは、プログラムを成功させるために必要な法的基盤、青少年の幸福を助長する環境の特徴、親やその他の養育者に提供すべき支援策として、実効性のある心理社会的介入について取り上げています。
また、10~14歳の思春期の子どもたちに関わる学校関係者(教師、スクールカウンセラー、メンタルヘルスの専門家など)が使用できるコミックブックと教師用ガイドも本日発表しました。これらのツールは、社会性と情動の学習に焦点を当てた教室での活動を計画し、促進するために使用することができます。コミックブックはシリーズの第一弾で、特にCOVID-19パンデミック時の青年たちの体験を取り上げています。