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WHOとマイクロソフト、アバナードが共同で「世界保健データ ・ ハブ」を開発

私たちはCOVID-19のパンデミックについて、新規感染者数、感染率、死亡率など、世界中の人々が、想像もしていなかった出来事に対する知識を得るために、情報を収集しました。しかし、タイムリーで信頼性が高く、役に立つデータは、必ずしも容易に入手できるものではなく、また、包括的な視点での収集や共有が不可能な場合も多くありました。

データが散らばり、実態を反映しなくなることは今に始まったことではありませんが、COVID-19によって、これらの課題に対処が早急に必要であることが明らかになりました。これを受けて、WHOは民間団体と提携し、各国の弱点に対応する革新的で持続可能なソリューションを構築し、健康関連の「持続可能な開発目標」およびWHOの「トリプルビリオン(3つの10憶人の課題)」目標である「より健康な人口」、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」、「健康上の緊急事態の保護」に向けた進捗を加速させています。

データがなければ、私たちが健康にどのような影響を与えているのか、目標に向かってどのように進んでいるのかを知ることはできません。2030年まで9年を切った今、時間はありません。

WHOの呼びかけに応えて行動を起こした民間企業のパートナーには、AvanadeとMicrosoftがあります。両社はWHOと積極的に協力し、グローバルヘルスのための世界初の包括的なデータソリューションにより、World Health Data Hubを開発しました。

World Health Data Hubは、断片化を減らし、プロセスを合理化し、ギャップや不平等を特定して解決し、すべての関係者がデータにアクセスでき、見つけられ、使用できるようにすることを目的としています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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