WHOの新しい「地域社会におけるメンタルヘルスサービスに関するガイダンス : 人間の権利に基づくアプローチの推進」は、2021年5月の世界保健総会で承認されたWHOの「包括的メンタルヘルス行動計画2020 – 2030」に基づくものです。
精神医療の大部分は精神病院で行われており、人権侵害や強制的な治療が行われているのが現状です。
新ガイドラインでは推奨する精神医療は、地域社会に根ざしたものであり、精神医療だけでなく、宿泊施設の利用や教育・雇用サービスとの連携など、日常生活における支援も含まれるべきだ、としています。