社会参加は、政府が迅速な保健政策やプログラムを策定するための重要な手段であり、関心を持つ幅広い人々やグループが最も参加することになります。社会参加は、各国がUHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)に向けてそれぞれの道を歩みつつ、誰も取り残されないようにするために必要で、包括的な統治責任の中核をなすものです。
このハンドブックでは、人々の声を保健政策の立案に取り入れる際に、政策立案者が考え、実行しなければならないさまざまな課題を紹介しています。例えば、参加を可能にする環境づくり、参加者の中からの代表性の確保、能力の強化、参加型プロセスの結果の政策への取り込みの増加、参加型の関与の長期的な維持などが挙げられます。