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気候変動と健康に関するファクトシート (国連)

気候変動と健康に関するファクトシートが国連から発表されました。 これは国連気候行動チームの「Climate Fast Facts」シリーズの一部です (このファクトシートはWHOのそれとは少し内容に違いがあります) 。
ファクトシートの要約は以下の通り。

  1. 気候変動は、人類が直面する単一の健康に対する脅威としては最大のものです。毎年、環境要因によって約 1,300 万人の命が奪われています。気候変動の影響は、大気汚染、病気、異常気象、強制移住、食料不安、精神的な圧迫など、すでに健康に害を及ぼしています。
  1. パリ協定の目標を達成すれば、大気汚染の削減だけで、2050年までに世界で年間約 100 万人の命を救うことができます。
  1. CO2排出量の削減によって得られる健康上の恩恵は、削減対策コストの約 2 倍になります。
  1. 90 % 以上の人が健康に有害なレベルの大気汚染に暴露されています。
  1. 交通機関は、世界の二酸化炭素排出量の約 20 % を占めています。
  1. 食品の生産、包装、流通に関わるシステムは、温室効果ガス排出量の 3 分の 1 を占めています。
  1. 健康を守り、健康格差の拡大を避けるために、各国は気候変動に強い健康システムを構築しなければなりません。
  1. 多国間の気候変動対策資金のうち、保健分野のプロジェクトに充てられているのは 2 % にも満たない状況です。
  1. 生物多様性はかつてないほどの速さで失われつつあり、世界中の人々の健康に影響を与え、新たな感染症のリスクを高めています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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