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WHO続報 : コンゴ民主共和国の性的虐待事件の対応計画

WHOは、コンゴ民主共和国 (DRC) で発生したWHO職員による一般人への性的虐待および搾取の疑惑に関する独立委員会の調査結果について、9月28日に委員会の報告書が発行されたことを受けて、管理対応計画を発表しました。

まずこの計画では、緊急性の高い提言に焦点をあてた行動が示されています。 すなわち、生存者とその家族の支援、調査の完了、緊急の管理措置、一連の内部レビューと監査の開始、WHOの構造と文化の改革です。

中長期的には被害者 ・ 生存者にたいして、より包括的な医療 ・ 心理社会的支援、商売を学ぶための支援、小さなビジネスを始めるためのリソースの提供などの生活支援を行うとともに、性的虐待の結果として生まれた子どもたちに対して、教育費の助成や医療費の負担などの支援を行うことを約束しています。

テドロス事務局長は、「私は、生存者とその家族の苦しみが、WHOの文化を大きく変えるきっかけとなることを約束します。 この計画は、この公約を実行し、性的搾取や虐待が起こる機会がなく、起こったとしても不処罰ではなく、不作為が許されない文化を作るために、組織としてどのように変化していくかを示しています」と述べています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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