WHO最新ニュース

WHOとグローバルファンド : 貧困層などにおける健康格差に警鐘

不平等は、HIV、結核、マラリアの撲滅対策における世界的、国家的な目標達成の障害として広く認識されています。 しかし、根底にある健康格差の大きさや程度については、これまであまり報告されておらず、理解されていませんでした。

今回、WHOとグローバルファンド (世界エイズ ・ 結核 ・ マラリア対策基金 (GPF) ) は、HIV、結核、マラリアに関する世界の不平等の現状を初めて体系的に評価した報告書を発表しました。

本報告書では、186 カ国の 32 の保健指標に関する最新のグローバルデータを用いて、HIV、結核、マラリアの各指標の国別平均値は過去 10 年間でおおむね改善されているものの、貧困層、教育水準の低い層、農村部のサブグループは、HIV、結核、マラリアの各指標のほとんどで不利な立場に置かれている傾向があることを示しています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中