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2022年の世界禁煙デー『たばこ : 環境への脅威』

WHOは、「世界禁煙デー」の2022年のグローバルキャンペーン “Tobacco : Threat to our environment (たばこ : 環境への脅威) ” を発表しました。 このキャンペーンは、タバコの栽培から生産、流通、過剰な消費に至るまで、タバコが環境に与える影響について、一般の人々の意識を高めることを目的としています。また、このキャンペーンは、喫煙者にタバコをやめるための新たな理由を与えるものです。

年間 84 メガトンの二酸化炭素換算の温室効果ガスを排出するタバコ産業は、気候変動の原因となり、気候変動への耐性を低下させ、資源を浪費し、生態系にダメージを与えています。

毎年、約 350 万ヘクタールの土地がタバコ栽培のために破壊されています。 タバコの栽培は、特に発展途上国において森林破壊の原因となっています。 タバコ農園のための森林破壊は、土壌の劣化を促進し、「歩留まりの低下」、すなわち土地が他の作物や植物の成長を支える能力の低下を招きます。

環境の劣化は対処能力の低い国に降りかかり、利益は高所得国に拠点を置く多国籍タバコ企業が得ています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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