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テドロス事務局長 : 2021年を振り返り将来への布石についてメッセージ

テドロス事務局長はメディアに向けて以下のように述べました。 (要約)

  • 今年、COVID-19によって 330 万人以上が命を落としたが、これは2020年にHIV、マラリア、結核を合わせた死亡者数よりも多く、そして今もなお、COVID-19は毎週約 5 万人の命を奪い続けている。報告されていない死者や、必要不可欠な医療サービスの中断による数百万人の超過死亡は言うまでもない。
  • オミクロン株の広がりは早く、多くの国で休暇期間中に社会的な交流が増え、患者の増加、医療システムへの過重な負荷、死者の増加につながることは間違いない。
  • 来年中にパンデミックを終わらせるためには、来年半ばまでに、すべての国の人口の 70 % がワクチンを接種することで、不公平をなくさなければならない。
  • 今年は世界規模での健康・保健医療体制の構築,、そしてWHOを強化するために、いくつかの重要なステップを踏み出した。 ベルリンに「WHOパンデミック ・ 疫病情報ハブ」を開設、リヨンでWHOアカデミーの建設に着工、WHOバイオハブシステムを設立、オープンWHOのオンライン学習プラットフォームは、多健康に関するトピックのコースを 60 の言語で提供し、現在600万人の登録者を記録、パンデミックへの備えと対応に関する条約、協定、その他の国際的な制度について交渉することに合意、加盟国はWHOの資金の持続可能性と予測可能性を改善するための選択肢についても議論した。
  • 2022年はパンデミックを終わらせる年でなければならない。 同時に、すべての国が将来このような規模の災害を防ぐために投資し、持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みを加速させる年でなければならない。 ユニバーサル ・ ヘルス ・ カバレッジを目標に、プライマリー ・ ヘルス ・ ケアを基盤とした弾力的な保健システムに投資することである。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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