WHO最新ニュース

アフリカ大陸自立のためにmRNAワクチン技術移転の構想

2021年、世界のワクチン供給が限られていたため、COVID-19ワクチンの供給と普及に大きな格差が生じ、特に低 ・ 中所得国の何十億もの人々が、COVID-19による重病や死亡に対して無防備な状態になっています。

この状況を好転させるため、南アフリカにWHOのグローバルmRNAワクチン技術移転ハブを構築する構想が進められています。 WHO mRNAグローバルハブは、南アフリカのみならずアフリカ大陸全体が公平なワクチン展開に不可欠な生産能力を確保するための重要なものです。

mRNAグローバルハブは、低 ・ 中所得国向けに設計されており、各国が独自のmRNAワクチンを製造できるようにするだけでなく、最終的にはどのワクチンを製造するか選択できるようにするものです。 中低所得国の製造業者は、トレーニングや技術移転、必要なライセンス供与を受けられるよう、自国の関心を示すことが求められます。 WHOとパートナーは、製造ノウハウ、品質管理、必要なライセンスを単一の事業体に供与し、そこから複数の事業体に迅速な技術移転を促進する予定です。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中