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睡眠病 : 撲滅に向けて努力の継続を

睡眠病 (ガンビエンセ型) の症例は、2019年の 992 件に対し、2020年はわずか 663 件しか報告されていません。 ガンビエンセ型HAT (注) のアクティブサーベイランスは維持され、2019年には 280 万人が積極的に検診を受けました。 患者数が最低レベルに達したため、各国はかつて広範な不幸の原因であったものを終わらせる努力を維持するよう求められています。

2021 – 2030年の顧みられない熱帯病 (NTD) ロードマップでは、ガンビエンセHAT (アフリカ西部 ・ 中部で流行) の感染撲滅と、東部 ・ 南部で見られるロードシエンセHATの公衆衛生問題としての撲滅を目標としています。 COVID-19のパンデミックによって、HAT撲滅のプロセスが予期せぬ事態に脅かされる可能性があります。 これらの目標を達成するためには、各国の保健当局と国際社会の強い公約を維持することが不可欠です。

注) HAT ; ガンビア ・ トリパノソーマ (Trypanosoma brucei gambiense) によるヒト ・ アフリカ ・ トリパノソーマ症 (別名 : アフリカ睡眠病)

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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