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抗菌剤関連廃棄物による環境汚染に警鐘

抗菌薬耐性に関するグローバル ・ リーダーズ ・ グループは、環境に流入する抗菌薬廃棄物の量を削減するよう呼びかけました。これには、食品、ヒトの健康、動物の健康システム、製造施設などから出る抗菌剤廃棄物を安全に処分するための方策の研究と実施が含まれます。

ヒトや動物、植物に投与された抗菌薬が、排水、廃棄物、流出物、下水を経由して環境や水源 (飲料水源を含む) に入り込み、これによって薬剤耐性菌や抗菌薬耐性が広がっています。これにより複数の抗菌薬に耐性を持つ「スーパーバグ」の出現と蔓延を助長する可能性があり、また、環境中の生物に害を及ぼす可能性もあります

グローバル ・ リーダーズ ・ グループは、すべての国に対し、抗菌薬や薬剤耐性菌の流通や環境への放出をより適切に監視・管理するための規制や基準を策定し、実施するよう求めています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください.

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