WHOの飲料水の水質に関するガイドライン (GDWQ) の第 4 版は、60年以上にわたるWHOの飲料水の水質に関するガイダンスに基づき、公衆衛生を支える水の安全性に関する国の規制や、基準設定のための信頼できる基礎となすものです。
本書は、健康を根底とした目標設定、集水域から消費者までの水の安全計画、独立した調査 ・ 監視を通じて、状況に応じた災害の特定とリスク管理事項を実施する方法を明確するために大幅に改訂されました。
今回、アスベスト、ベンタゾン、クロム、ヨウ素など、多くの化学物質に関するガイダンスが更新され、これまで評価されていなかった化学物質などが追加され、シアノバクテリアに関する情報も更新されました。 また、水供給の妥当性、気候変動、緊急事態、食品生産と加工、放射線に関する事項、特にWHOスクリーニング値やガイダンスレベルを超えた場合の放射性物質の管理に関するガイダンスも更新されました。