生活習慣病などの非感染性疾患NCDsは予防や治療が可能であり、一人当たり年間わずか 0.84 米ドルで 2030 年までに 700 万人近くの命を救うことができます。 また、2030 年までに世界中で 2,300 億米ドル以上の経済的 ･ 社会的利益を実現し、約 1,000 万人の心臓発作と脳卒中を回避することができます。
ガーナで開催された非感染性疾患とSDGsに関する国際戦略対話において、命を救うための行動を加速させることに合意し、NCDsに関する新しいグローバル ･ コンパクト (合意) を発表しました。
NCDコンパクトは以下の 5 つの分野に焦点を当てています。
- 2030 年までに、費用対効果の高い対策を実施し、NCD による早期死亡から 5,000 万人の命を救うこと。
- NCD を抱える 17 億人の人々が必要な医薬品やケアにアクセスで きるようにすること。
- プライマリーヘルスケアとユニバーサル ･ ヘルス ･ カバレッジの中に NCD を組み入れること。
- 包括的な NCD のサーベイランスとモニタリングをおこなうこと。
- NCDsや精神疾患を抱える 17 億人の人々が、政策立案やプログラム作成に有意義に参加できるようにすること。
