4月25日は世界マラリアデーです。
マラリアは予防と治療が可能な病気ですが、世界中の人々の健康と暮らしに壊滅的な影響を与え続けています。 2020年には、85 カ国で新たに 2 億 4100 万人のマラリア患者が発生し、62 万 7000 人のマラリア関連死が発生したと推定されています。 死亡者の 3 分の 2 以上は、WHOアフリカ地域に住む 5 歳未満の子どもたちでした。
2022年の世界マラリアデーは、”Harness innovation to reduce the malaria disease burden and save lives (マラリアの疾病負担を軽減し、命を救うためにイノベーションを活用する：日本WHO協会訳) “をテーマに開催されます。
現在利用可能な単一のツールでは、マラリアの問題を解決することはできません。 WHOは、マラリア対策の進展ペースを速めるため、「新たな媒介生物対策アプローチ、診断法、抗マラリア薬、その他のツール」を誘起する投資とイノベーション (技術革新) を呼びかけています。
＊低 ･ 中所得国を中心に蔓延し、毎年 250 万人以上もの命を奪っているHIV / エイズ、結核、マラリアを世界三大感染症という。 このうちマラリア感染はこれらの中で最も多い年間罹患者数 約 2 億 2,500 万人、年間死亡者数 約 80 万人であり、最も重視しなければならない感染症である。
