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WHOとMPP、COVID-19の健康技術に関してNIHと合意

WHO、COVID-19技術アクセスプール (C-TAP) と医薬品特許プール (MPP) は、米国国立衛生研究所 (NIH) との間で、COVID-19に関する複数の革新的な治療薬、初期段階のワクチン、診断ツールの開発に関するライセンス契約を締結しました。

このライセンスは透明性が高く、グローバルで非独占的なものです。 世界中のメーカーがMPPおよびC-TAPと協力し、これらの技術を低・中所得国に住む人々に提供することで、パンデミックの終息に貢献することができるようになります。

2 つのライセンスの下で提供される 11 のCOVID-19技術には、現在利用可能なCOVID-19ワクチンで使用されている安定化スパイクタンパク質、ワクチン、治療薬、診断薬開発のための研究ツール、初期段階のワクチン候補や診断薬が含まれています。

C-TAPの支援の下、NIHの技術をMPPにライセンスすることで、これらの技術へのアクセスが拡大し、現在および将来の公衆衛生上のニーズに対応できる商業製品の開発につながることが期待されます。

C-TAPは、2020年にWHO事務局長とコスタリカ大統領によって開始され、43 の加盟国によって支持されています。 この技術アクセスプールによるオープンで透明性の高い非独占的なライセンス契約を通じて、医薬品など生産と供給を後押しし、COVID-19健康製品へのタイムリーかつ公平で安価なアクセスを促進することを目的としています。

MPP (医薬品特許プール) は多くのライセンスを保有し、このイニシアチブにライセンスに関連する専門知識を提供しています。

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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