サイクリングとウォーキングは、ヨーロッパ地域で年間 100 万人の死者を出している過体重と戦い、運動不足を解消するのに役立ちます。 また、毎年 50 万人以上の死者を出している大気汚染の軽減にも役立ちます。
WHOの新しい報告書『歩行と自転車 : 政策決定を支援する最新のエビデンス』によると、安全な自転車と歩行を促進する政策への投資は、健康状態の形成、気候変動の緩和、環境の改善に重要な役割を果たすことが実証されており、その要旨は以下の通りです。
- ほぼ毎日 30 分歩くか、20 分自転車をこぐと、死亡リスクが少なくとも 10 % 減少する。
- アクティブな通勤は、心血管疾患のリスクを約 10 % 、2 型糖尿病のリスクを約 30 % 減少させる。
- 自転車通勤者では、がん関連死亡率が 30 % 低下する。