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C-TAPの新しい協定 : COVID-19検査技術への世界的なアクセスを改善へ

C-TAP (COVID-19技術アクセス ・ プール )は、COVID-19健康製品へのタイムリーで公平かつ安価なアクセスを促進するため2020年に設立されています。

このたび、C-TAPを代表する医薬品特許プール (MPP : Medicines Patent Pool) と南アフリカの製薬会社 Biotech Africa との間で、オープンで透明性の高い新たなサブライセンス契約が締結され、世界中でCOVID-19血清型抗体技術の製造と販売が加速されることになりました。

テドロス事務局長は今回の新しい協定について次のよう述べています。

「この新しい協定は、私たちが未開発の製造能力を活用できることを意味し、より多くの国のより多くの人々が、安価な診断薬を容易に入手できるようになります。 本検査は、COVID-19の感染またはワクチンによって発現する抗SARS-CoV-2抗体の有無を効果的に確認するものです。 本契約は、関連する全ての特許と、本検査の製造に必要な生物学的材料を対象としています。 スペイン国立研究評議会CSICは、Biotech社にすべてのノウハウを提供するとともに、トレーニングも行います。 ライセンスは、低・中所得国に対してはロイヤルティ不要で、最後の特許が切れる日まで有効です」

記事の詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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