COVAXは、Access to COVID-19 Tools Accelerator (ACT-A) のワクチンの柱として、パンデミックの初期に、所得レベルに関係なく、最も脆弱な世界中の人々がCOVID-19ワクチンにアクセスできるようにするために創設されたもので、4 つの機関、すなわち感染症流行対策イノベーション連合 (CEPI) 、ワクチンと予防接種の世界同盟 (Gavi) 、世界保健機関 (WHO) 、国連児童基金 (UNICEF) の専門知識とリソースを結集し、ワクチンへの公平なアクセスを通じて、生命と生活を保護するとともにパンデミックの急性期を迅速に終結させようとするものです。　　

COVAXのワクチン配布は2021年 2月下旬に世界中で開始され、それ以来、このパートナーシップは 146 カ国、17 億回分以上のCOVID-19ワクチンを届けています。

この白書では、今後のパンデミックへの備えと対応に関するCOVAXの 3 つの重要な学習事項を概説しています。

1. 公平なアクセスには、すべての段階において公衆衛生と最も脆弱な人々のニーズを中心としたエンドツーエンドのソリューションが必要

2. 買い占め、輸出制限、ナショナリズムへの対応

3. 世界的なパンデミック対策を成功させるには、(各国やその国民が、それぞれに) リスクを負うことも必要

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。