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各国首脳、2030年までに 5,000 万人の命を救う非感染性疾患グローバル ・ コンパクトにコミット

WHOは、非感染性疾患 (NCDs) 予防のための首脳グループ「第 1 回年次会合」で、NCDsに対する緊急行動を世界の指導者に呼びかける新しい報告書を発表しました。 また、この報告の発表と併せて、WHO の 194 カ国の NCD に関する全データをまとめたデータポータルサイトも初めて公開されました。

この報告書とポータルサイトは、世界的な NCD の負担の大きさ、危険因子、そしてこれらの病気 や症状に対する各国の取り組みの進展に焦点を当てています。

NCDは、全世界の死亡原因の 4 分の 3 近くを占めており、毎年、70歳未満の 1700万 人がNCDで死亡し、その 86 % が低 ・ 中所得国に居住しています。 また、COVID-19のパンデミックは、治療の遅れや中断によってNCDの負担をさらに悪化させています。

国連の全加盟国が 2030年までに NCD による早期死亡を 3 分の 1 に減らすことを約束 しており、これは数百万人の命を救うことができる取り組みですが、現在、達成に向けて進んでいる国 はほとんどないのが現状です。

持続可能な開発目標SDGsの達成と NCD による早期死亡の減少に向けて、軌道修正するための緊急の世界的な取り組みが必要です。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

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