9月20日にインドネシア政府とWHOの共催で国連総会サイドイベントが行われました。
テドロス事務局長は、救命に不可欠な結核サービスを回復するための緊急行動、予防と治療へのアクセス向上と研究への投資の拡大、そして結核サービスをプライマリーヘルスケアに統合することを呼びかけました。
インドネシアのBudi Gunadi Sadikin保健大臣は、将来世代の結核のない世界を実現するために、各国、市民社会、産業界、国際機関が戦略的パートナーシップと協力を拡大し続けるよう促し、また、結核アジェンダの推進におけるインドネシアのG20リーダーシップを強調し、結核のための投資と新しいワクチンの研究への投資を増やすよう呼びかけました。
各国の行動と進捗に関する最初のセッションでは、日本の日下英司氏 (厚生労働省国際保健福祉交渉官) 等から結核撲滅に向けた多部門の関与と説明責任の構築に向けた主要アクションが紹介されました。
続くセッションでは、イノベーションの展開や結核研究を含む、マルチセクター活動の維持 ・ 強化や結核の終焉に向けた進展に向けた主要パートナーの役割と貢献について、対話型のパネルディスカッションが行われました。