WPRO地域委員会の第 73 回 会合では、地域の主要な保健問題について議論されます。
NCD は今年の地域委員会の優先事項であり、加盟国、専門家、その他の関係者との協議により作成 された「西太平洋における非感染性疾患の予防と制御に関する地域行動枠組み」の草案を討議します。
健康における大きな成果により、世界的にも西太平洋地域でも平均寿命が延びています。 しかし、人口増加、都市化、高齢化、不健康なライフスタイルのグローバル化により、同地域ではNCDsに罹患する人々の数が増えてきています。
世界の死因の約 4 分の 3 を占める NCDs の発症リスクを決定する要因の全てに、保健医療セクターのみで対処することは不可能です。しかし、コミュニティが健康的な食事やライフスタイルの選択を支援し、健康を促進する環境を作ることは、病気のシステムを健康なシステムに変えるのに役立ちます。健康的な環境を作り、NCDのリスクに影響する社会経済的地位から食品マーケティングへの暴露に至るまで、健康の社会的 ・ 商業的決定要因に取り組むためには、セクターを超えたパートナーシップとネットワークが重要です。
ニュース原文中で紹介されているモンゴルのMyagmarさんの事例は、それぞれの健康問題が地域の人々にどのような影響を与えるかを検証するシリーズの一部です。