医療従事者や政策立案者に避妊法の選択肢に関する最新情報を提供する画期的な「家族計画ハンドブック」更新版を発表しました。
この新版では、最近の感染症の発生から得た教訓をもとに、緊急時に家族計画サービスへのアクセスを保護するために、自己記入式避妊具へのアクセス拡大や医療従事者によるデジタル技術の活用など、現場の医療従事者向けの具体策を詳述しています。 また、HIVのリスクが高い女性や若者に対するガイダンスも拡充されています。
最近のアウトブレイクからの経験では、約 70 % の国がこれらの家族計画サービスを中断し、意図しない妊娠や性感染症のリスクを強めています。
将来的にこのような結果を避けるために、本マニュアルでは、流行時の家族計画サービスの継続を支援する実践的な対策について詳述しています。
WHOの家族計画ハンドブックは現在第 4 版で、このテーマに関する世界的に最も広く使われている参考書であり、これまでに 100 万部以上が配布またはダウンロードされています。
また、このハンドブックを補完するものとして、避妊具使用のための医学的適格性基準ツール (専用アプリとしてダウンロード可能) があります。
