WHOとUN – Water (国連水関連機関調整委員会) の報告書 (120 カ国以上のWASHシステムの最新状況を詳述したGLAAS 2022 報告書) によると、国連の持続可能な開発目標SDGs6 (安全な水とトイレを世界中に) を達成するには、多くの国で対策の加速が必要であることを示しています。
45 % の国が飲料水普及率目標の達成に向けて進んでいる一方で、衛生設備の目標達成に向けて進んでいる国はわずか 25 % にすぎません。
また、飲料水、衛生設備 (WASH) の主要な機能を遂行するために必要な人的資源が十分にあると回答した国は 3 分の 1 以下で、気候変動がWASHに及ぼすリスクや、管理システムとその技術への影響をほとんど扱っていないことがわかります。
2023年 3月に開催される国連2023年水会議において、この 50 年間で初めて、国際社会は国連を通じて、世界の指導者たちとともに水と衛生に関する行動の進捗状況を検証し、新たな行動を起こすための確固たる約束をすることになります。