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2023年、WHO事務局長年頭挨拶

テドロス事務局長の年初の記者会見の要旨は以下の通りです。

  • COVID-19パンデミックの 4 年目に入った今、世界は数年前よりはるかに良い状況にある。
  • ワクチン接種は世界中で増加し、ワクチンのナショナリズムで2021年に大きく取り残されていた多くの低 ・ 中所得国でも、22年には持続的な進歩が見られた。
  • 昨年は新たな救命抗ウイルス薬が確認され、インドのメーカーによる、ニルマトルビルとリトナビルの製造が事前承認され、WHOの承認を得た最初の抗ウイルス剤のジェネリック医薬品として、特に低 ・ 中所得国での生産とアクセスの増加につながることが期待できる。
  • しかし、COVID-19の脅威は依然として残っている。
  • 我々は中国に対し、より迅速で定期的な信頼できる疫学データとより包括的でリアルタイムのウイルス配列決定を引き続き求めている。
  • 中国での感染率が非常に高く信頼できるデータが得られない中、一部の国が必要な措置をとっていることは理解できる。
  • 中国以外では XBB.1.5 が米国と欧州で増加傾向にあり、現在 25 カ国以上で確認されており、WHOはこの亜種のリスクを注意深く観察し評価しており、適宜報告する予定である。
  • この数年間は、私たちの健康にとって厳しいものだったが、力を合わせてこそ、私たちができることがあるという確信と揺るぎない信念を持っている。今年はWHOの創設 75 周年であり、この歴史的な年に向けたWHOの計画について、今後数週間、そしてWHO執行理事会で詳しく伝えしていく予定である。

記事の詳細はWHOのサイトをご覧ください。

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