WHO の理事会は、Carter Center, Inc. と NCD Alliance が WHO と正式な関係を結ぶことを発表しました。
カーター ･ センターは、カーター元米国大統領とロザリン ･ カーター大統領夫人がアトランタにあるエモリー大学と共同で設立し、メンタルヘルスを擁護していることでも広く知られており、WHOの貢献団体として、顧みられない熱帯病との闘いにおけるパイオニアとして知られ、1986年以来、WHOや他のパートナーと共に、ギニアワーム病 (ドラクンキュリア症) の撲滅に取り組んでいます。
2009年に設立されたNCDアライアンスは、80カ国以上にまたがるグローバルな市民社会運動であり、大気汚染、運動不足、不健康な食生活、アルコールやタバコの有害使用などの健康に対する共通の危険因子に取り組み、がん、心血管疾患、慢性肺疾患、糖尿病、精神衛生、神経疾患、その他の非感染性疾患に対する解決法を模索しています。
両者との新しい関係は、5月の世界保健総会で承認される予定ですが、これにより、これらの重要なパートナー組織は、WHOのプロセスにより直接関わることができるようになり、非国家主体としてWHO統治機関のセッションへの参加、議題の提案、サイドイベントの開催が可能になります。
