WHO最新ニュース

世界食品安全デー2023 : 食品規格は命を救う

第 5 回 世界食品安全デー (WFSD)は、「食品規格は命を救う」をテーマに 6月 7日に開催され、食中毒の予防、検出、管理を支援し、食料安全保障、人々の健康、経済繁栄、農業生産、市場アクセス、観光、持続可能な開発に貢献するために、注意と行動を喚起します。

ほとんどの政府および組織は、科学的なリスク評価に基づき、生物学的、化学的、物理的なハザードを対象とした食品規格を採用し施行しています。 規格は、個々の政府や組織、または地域や政府間の規格設定機関によって策定されます。 このような国際的な食品安全 ・ 品質基準設定機関のひとつが、コーデックス委員会です。 コーデックス規格は、食品安全の中核をなすものです。

食事をするとき、あなたは自分の食べ物が安全であることをどうやって確認しますか ? あなたはおそらく、手を洗い、台所用品をきれいにし、適切な温度で食品を調理したことでしょう。 食品に含まれる成分や調理法を確認するために、食品パッケージのラベルを読んだこともあるでしょう。

そして、知らず知らずのうちに、あなたは食品の栽培、加工、包装、流通、調理に携わるすべての人を信頼し、病気になることなく食品を楽しむことができるようになったのではないでしょうか。

あなたの食べ物が安全で、あなたの信頼が正当なものであったのは、あなたの家の近くであれ、地球の裏側であれ、あなたの食べ物を作る関係者が、規格という形で透明性のある、確立された食品安全慣行に従っていたからです。

つまり、食品規格は、私たちの信頼の基盤となっているのです。

詳細は以下のWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中