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ベナンとマリでトラコーマ撲滅達成

トラコーマは、世界の失明原因の第一位を占める感染症です。 WHOは、ベナンとマリがトラコーマを撲滅したと発表し、アフリカ地域で 5 番目と 6 番目の国となります。

ベナンとマリはトラコーマ撲滅のため、WHOが推奨する「トラコーマの後期合併症を治療するための手術、感染を取り除くための抗生物質、顔の清潔さ、感染を減らすための水と衛生へのアクセス環境改善」で構成されたSAFE戦略を実施してきました。

SAFE戦略を実施する排除プログラムに対し国際トラコーマ ・ イニシアティブを通じ「ファイザー」から抗生物質アジスロマイシンが寄贈されています。

(注) SAFE戦略 ・ ・ 進行性の病態に対する手術 (S : Surgery for advanced disease) 、クラミジア ・ トラコーマの感染を除去する抗生物質 (A : Antibiotics to clear C.trachomatis infection) 、顔の清潔さ (F : Facial cleanliness) 、と感染経路を減らすための環境改善 (E : Environmental improvement to reduce transmission) の頭文字をとって命名された撲滅への戦略

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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