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WHO、感染症の脅威を検知 ・ 予防するグローバルネットワークを立ち上げ

国際病原体監視ネットワーク (IPSN : International Pathogen Surveillance Network) は、国や地域をつなぐプラットフォームを提供し、サンプルの収集と分析のシステムを改善し、これらのデータを公衆衛生の意思決定に利用し、その情報をより広く共有することを目的とし、WHOとパートナーは、病原体ゲノミクスの力によって感染症の脅威から人々を守るためのグローバルネットワークを立ち上げることになりました。

IPSNは、WHOのパンデミック ・ インテリジェンス ・ ハブ (2021年 9月にベルリンに設立) を事務局とし、政府、慈善財団、多国間機関、市民社会、学術界、民間企業から、ゲノムとデータ解析の最先端を行く世界中の専門家が集まっています。

病原体ゲノム解析は、ウイルスや細菌など病気を引き起こす生物の遺伝子を解析し、その感染力や致死性、感染経路を理解するものです。この情報をもとに、科学者や公衆衛生担当者は病気を特定 ・ 追跡し、広範な疾病監視システムの一部としてアウトブレイクを予防 ・ 対応し、治療法やワクチンを開発することができます。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください

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