WHOは、ヒトパピローマウイルス (HPV) 検査について、4 つ目の検査を事前認定リストに追加しました。 ほとんどのHPV感染は自然に治りますが、一部の高リスク型は子宮頸がんにつながる可能性があります。 HPV感染症の検査は、子宮頸がん検診の不可欠な要素です。
今回、Roche Molecular Systems社のcobas HPVアッセイが加わりました。 これで、QIAGEN GmBH社のcareHPV Test、Abbott GmbH社のAbbott RealTime High Risk HPV、Cepheid AB社のXpert HPVに加えて、事前認定検査リストは 4 つとなります。
WHOでは、子宮頸がん撲滅のための世界戦略において以下のような目標を定めています。
1 ) 15 歳までに 90 % の女児がHPVワクチンの接種を完了する
2 ) 35 歳までに 70 % 、45 歳までに 70 % の女性が高性能の検査を受ける
3 ) 前がんを患った女性の 90 % が治療し、浸潤がんを患った女性の 90 % が管理する