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世界難民の日 : 「フィールドガイド」を発表

6月20日は「世界難民の日」で、今年のテーマは「hope away from home」、紛争や戦争、迫害から逃れるために母国を追われた人々の勇気を称え、世界中の難民を称える日です。

世界では、かつてないほど多くの人々が移動しており、推定 3,250 万人の難民を含む 1 億 300 万人の強制的な避難民が存在すると言われ、彼らは、過密な生活環境、貧困、栄養不足、不安定な法的地位、差別、保健サービスや社会的保護サービスへのアクセスの悪さなど、健康、ウエルビーイング、生存に対する脅威に直面しており、これらのことすべては、結核が蔓延する条件となっています。

この日にちなみ、WHOは国連難民高等弁務官事務所および米国疾病対策センターと共同で「人道的支援が必要な環境にある難民やその他の人々の結核予防とケアに関する省庁間のフィールドガイド」を発表しました。このガイドは、人道的緊急事態において、効果的な結核予防およびケアサービスの準備と提供における主要な行動の概要を提供します。 特に難民や避難民のために、予防可能で治療可能な病気である結核による苦痛や死亡を軽減するための人道的環境における有用なツールとしての役割を果たします。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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