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2023年世界溺水防止デー

世界では、毎年 236,000 人が溺死しており、過去 10 年間の死亡者数は 250 万人であり、その 90 % は中低所得国で起きています。

2023年、第 76 回 世界保健総会において、溺水防止に関する史上初の決議を採択しました。 この決議は、WHOが溺水防止に関する国連システム内の行動を調整し、毎年 7月25日の「世界溺水防止デー」の実施を促進するよう、国連総会から要請されたことを受け入れたものです。

WHOは公衆衛生問題としての溺水に関する意識向上に引き続き焦点を当て、誰もが溺れる可能性があるが、誰も溺れてはならないことを人々に喚起します。また、国や組織が溺水リスクを大幅に減らすために利用できる、エビデンスに基づく低コストの 6 つの溺水予防介入策を提示しています。

  1. 溺水キャンペーン資料の共有
  1. 基本的な水泳と水の安全技術を身につける
  1. 救助と蘇生法を学ぶ
  1. 水辺では、常に責任ある大人の監視が必要
  1. 水上を移動する際は、常にライフジャケットを着用する
  1. 天候に注意し、乗るボートが十分な安全装置を備え、良好な状態であることを確認する

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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