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WHOの保健物資がリビアに到着

16日、アラブ首長国連邦のドバイにあるWHOグローバル ・ ロジスティクス ・ ハブから、29 トンの保健物資がリビアのベンガジに到着しました。 この物資は、リビア東部で発生した前例のない洪水への緊急対応を反映したもので、約 25 万人分の保健援助に相当します。 物資には、必要不可欠な医薬品、外傷 ・ 緊急手術用品、医療機器が含まれます。また、死者の安全で尊厳ある移動と埋葬のための遺体袋もあります。

暴風雨「ダニエル」の影響は、デルナで数千人の死者を出した 2 つのダムの崩壊によってさらに深刻化し、いまだ 9000 人以上が行方不明です。 WHOのチームはリビア保健省と協力し、死者 ・ 行方不明者の追跡調査を行っています。 これまでのところ、3958 人の遺体が回収され、身元が確認され、死亡証明書が発行されています。 この数は、捜索救助チームによる遺体の回収が進むにつれ、さらに増加すると予想されています。

今後数週間から数カ月にわたるWHOの対応優先事項には、詳細な保健アセスメントの実施、被災地における保健施設の機能回復、被災住民の可能な限り近くに固定および移動診療所を設置することなどが含まれます。 WHOは、遠隔地や支援が届きにくい地域で保健サービスを提供する国際緊急医療チームを派遣することで、保健医療へのアクセスをさらに強化します。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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