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WHO規制 ・ 事前認証部 (RPQ) の活動評価

WHOの規制事前認証部 (RPQ : Department of Regulation and Prequalification) は、WHO加盟国へのガイダンスと支援に加え、「医薬品のライフサイクル全般にわたる規制に関する様々な利害関係者間の協力を促進すること」により、グローバルな保健エコシステムにおいて重要な役割を果たし、高品質で安全かつ効果的な医薬品へのタイムリーなアクセスを可能にすることにより、人々を守ることに役立っています。

今回のRPQの影響評価は、2018年から 22年の 5 年間を振り返ったもので、調査結果は以下の通りです。

  1. RPQ 部門は、世界中の人々が重要な健康製品にアクセスできるようにするという点で大きな影響を与えてきた : 11 種類のCOVID-19ワクチンと 42 種類のCOVID-19診断薬を緊急使用リスト (EUL) に掲載し、17 種類のCOVID-19関連医薬品を事前承認することで、COVID-19パンデミックにおける 500 万人以上の死亡を回避することに貢献した。
  1. RPQへの投資は健全な投資であることに変わりはない : PQ の運営に投資される 1 米ドルごとに、医薬品、ワクチン、診断薬全体で約 30 ~ 40 米ドルの節約に貢献している。
  1. RPQ部は、世界の規制システムの強化において直接的かつ重要な役割を果たした : 少なくとも 1 種類の医療製品 (医薬品および/またはワクチン) については、確立された国際基準に従って機能的な規制システムを有する世界の人口の ~ 50 % をカバーすることになった。
  1. RPQ部門は、多くの支援活動や「世界現地生産フォーラム」の設立を通じて、加盟国による医薬品やその他の保健技術の現地生産の強化を支援してきた。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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