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ワクチン開発の加速 : 主要な風土病病原体の優先順位を決めるWHOの取組み

WHOは、流行性病原体に対する世界的なワクチン開発を促進し、優先順位に情報を提供するための重要な一歩として、16 の「ワクチン ・ バリュー ・ プロファイル」 (VVP) を、「Vaccine」に掲載しました。この文献資料は、低 ・ 中所得国 (LMICs) において公衆衛生や社会経済的に大きな負担となっている病原体に対するワクチン開発を進めることを主な目的として、WHOの予防接種 ・ ワクチン ・ 生物学部門の製品開発 ・ 研究 (PDR) チームが中心となり、複数の病原体やワクチンの専門家との共同研究の成果です。

VVPは、重要なエビデンスを包括的にまとめたもので、ワクチンへの資金援助、研究イニシアティブ、臨床 ・ 政策開発戦略の指針として不可欠なものです。 これらのツールは、ワクチン開発および予防接種コミュニティの様々なステークホルダーにとって、投資、優先順位付け、戦略的意思決定に役立つ重要なリソースとなることを目的としており、Gaviのワクチン投資戦略 (VIS) において、エビデンスに基づくワクチンの優先順位付けや、予防接種アジェンダ 2030 の一環として、新規ワクチン開発のための優先的流行病原体を設定する地域的 ・ 世界的イニシアティブに役立てられています。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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