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WHO : 社会とのつながりを育む委員会が発足

WHOは、「社会的つながりを育む委員会」の新設を発表しました。

孤立や孤独は主に高所得国の高齢者に影響を与えるという認識とは裏腹に、世界中のあらゆる年齢層の健康と幸福に影響を与えています。 高齢者の 4 人に 1 人が社会的孤立を経験しており、その割合はどの地域でもほぼ同じです。 研究結果によると、青少年では 5 ~ 15 % が孤独を経験しています。 このような社会的つながりの欠如は、喫煙、過度の飲酒、運動不足、肥満、大気汚染など、他のよく知られた危険因子と同等またはそれ以上の早期死亡のリスクをもたらし、身体的および精神的健康にも深刻な影響を及ぼしています。

WHOの新しい委員会は、11 人の主要な政策立案者、思想的指導者、提唱者で構成されており (日本からは孤独 ・ 孤立対策担当大臣の加藤鮎子氏) 、社会的つながりに関する世界的なアジェンダを定義し、国、コミュ ニティ、そして個人のために、エビデンスに基づいた解決策を推進するための意識を高め、 コラボレーションを構築します。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

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