WHO最新ニュース

PFOA と PFOS の発がん性評価 (IARCモノグラフ)

WHOのがん専門機関である国際がん研究機関 (IARC) は、ペルフルオロオクタン酸 (PFOA) とペルフルオロオクタンスルホン酸 (PFOS) の発がん性を評価し、発表された広範な文献を徹底的に検討した結果、作業部会は PFOA をヒトに対して発がん性がある (グループ1) 、PFOS をヒトに対して発がん性がある可能性がある (グループ 2B) と分類しました。 最終的な評価の要約は、The Lancet Oncology のオンライン版で発表されました。 詳細な評価は、IARC モノグラフ 第 135 巻 として 2024年に出版される予定です。

PFOA と PFOS は飲料水にも含まれており、特に PFOA と PFOS が大量に生産または使用されている場所の近くで発見されています。 また、PFOAとPFOSは、食品包装、カーペット、建材、化粧品、調理器具、防水衣料、消火用発泡体など、さまざまな製品に含まれていることが確認されており、その他多くの産業用途に使用されています。

(備考) 我が国の状況については以下を参照ください。

詳細はWHOのウエブサイトをご覧ください。

WHOインターンシップ支援
メールマガジン登録

刊行物(目で見るWHO)
賛助会員募集中